Ricoh Technical Report No.32 25 DECEMBER, 2006 1．緒言 超高速射出成形は，スキン層形成を抑制して充填できる ことから，これまで転写特性を向上する目的で実験され，そ の効果が検証されてきた1)．しかしながら，他の特性に関し
様の射出成形工程の最適化に役立てて頂けるよう、 本ガイドを 作成いたしました。 また各国の当社技術チームは、 試作、 用途 開発、 設計、 シミュレーションなどに加え、 金属代替に向けたサ ポートも提供させて頂きます。 射出成形条件にもよるが，成形品表面に現れる筋状凹凸の 長さが20～25mmにも及ぶことがある．ゲートから成形 品まで，ある程度距離がある金型を用いた射出成形におい ては，例えこのような筋状凹凸が発生したとしても，それ 1974/10/31 2018/12/11 2016/05/02 ここで，上式のdP／dxは図7のせん断力曲線の傾きに 等しく，またwは可動入れ子の幅を示している．（1）式 は，フローフロント速度Ⅴ（一定速度）と時間tとによっ てまったく同様にして（2）式によっても表される． 射出成形数値シミュレーションの流動解析より 得られるせん断応力分布および成形品内部の冷 却速度分布から分子配向度，結晶化度の分布を予 測し，さらにこれらから線膨張係数を予測して，この線膨張係数と離型時の温度分布からそり量
チプロセスによる微細発泡を発表して以来，微細射出発泡 技術は飛躍的に発達してきた．現在に至るまで，この技術 は数多くの樹脂材料に適用されている1）．インラインスク リュー射出成形機を使った微細射出発泡成形は，1998年 せん断速度(logτ) 樹脂粘度(c･Ps) 図5 樹脂粘度フィッティング結果 シミュレーション 評価金型による実成形 射出速度 22mm/sec ほぼ一致 射出速度 97mm/sec 図7 多段評価金型による比較 射出速度 103mm/sec ほぼ一致 射出速度 2019/04/17 2015/05/20 【課題】射出成形機自身で容易にかつ精度良く樹脂粘度の測定を行えるようにすること。 【解決手段】加熱シリンダ内のスクリューを回転させながら後退させることにより溶融樹脂の計量を行い、計量完了後にスクリューを前進させることによって射出を行うインラインスクリュー式の射出
せん断速度が1,000 1/secの時の粘度指標 （実成形領域でのポイント 較） 温度は樹脂温度範囲の中央値 全グレードに対応 モールドフロー粘度指標 MFR 30 MFR 65 VI ViscosityIndex(240 )0025Pa-s 今回の項目 レオロジープロパティ のせん断応力で,次 式(2)の 最上式のように粘度 η とせん断速度7に よって表わすことができ,ま た cr、、,a22,cr33は 法線応力であり,そ の三つのうち二 つが互いに独立であるので,(2)式 のようにそれぞれ の差(N,,N,)の 形で与えられる(図1 アップせん断流動下での測定は広くおこなわれている。こ れらの測定では試料に強いせん断変形／流動を与えるの で，射出成形のような金型内の流動を評価するには向いて いる。 フィルム成形やブロー成形のように，金型ではなく樹脂 様の射出成形工程の最適化に役立てて頂けるよう、 本ガイドを 作成いたしました。 また各国の当社技術チームは、 試作、 用途 開発、 設計、 シミュレーションなどに加え、 金属代替に向けたサ ポートも提供させて頂きます。 射出成形条件にもよるが，成形品表面に現れる筋状凹凸の 長さが20～25mmにも及ぶことがある．ゲートから成形 品まで，ある程度距離がある金型を用いた射出成形におい ては，例えこのような筋状凹凸が発生したとしても，それ
穴加工に関する計算式の一覧です。切削速度（vc）、主軸送り速度（vf）、穴あけ時間（Tc）、ねじリード角（tanα）を求める式を、例題とともに分かりやすく解説しています。 変性cnfはpa6と複合化されることで低せん断速度流動化では高い粘度を示したものの，低せん断速度では粘度が低下し高い流動性を示した。 変性CNFとの複合化は，低い計量トルクや高い流動性を保ちつつ気泡を微細化させる効果があることが分かった。 熱源に試料（射出成形片）を接触後、経時変化を観察. 参考2：高熱伝導性樹脂とガラス繊維強化ナイロンの溶融粘度比較. 溶融時の流動性は一般のガラス繊維強化ナイロンと同等レベルです。 せん断速度と溶融粘度の関係 プラスチック成形品にウェルド ラインまたはメルド ラインが存在することにより、強度低下や外観不良が発生することがあります。 ウェルド ラインまたはメルド ラインは、充填過程で、2 つ以上のフロー パスが合流して発生する、構造的なぜい弱部分または外観不良の原因になります Moldex3Dは粒子追跡の機能を用いて流動先端の挙動だけでなく、内部の流動挙動を解析することができます。 そのため、今まで解析できなかった2次ウェルドの生成挙動や製品表面に起こる樹脂会合部から製品末端までのウェルドラインの予測が可能となりました。 金型とは 金型を初めて学ぶ方へ設計を行うためには、必ず金型の知識が必要となります。なぜなら、設計図によって、「金型を作ることができない」、または「金型が複雑となり、金型費用が高くなる場合がある」 からです。 成形機：小型電動射出成形機SEDUZ-18（住友重機械工業株式会社製） スパイラル形状：巾幅5mm、厚み3mm、最大流動長750mm ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問合せください。
3．成形加工に必要なレオロジー 3-1 牽引流と圧力流 －せん断流動の与え方－ 3-2 定常流せん断粘度のせん断速度依存性 －フローカーブの読み方－ 3-3 法線応力差の意味とその評価方法 －高分子液体が示す弾性－
